このページでは、JavaScriptを使用しています

フォントサイズを変更 フォントサイズを元に戻す フォントサイズを元に戻す 色を変更する フォントサイズを大きくする ハイコントラスト版に変更する   (update;H.

Q1 広島中央特別支援学校は見えない人がいく学校なの?

全く見えない人だけではなく,視力が低くて見えにくい人も本校にいます。
 本校では,全く見えない人のことを「盲または全盲」といい,視力が低くて見えにくい人を「弱視(じゃくし)」といっています。見えない,見えにくいのちがいはありますが,全盲と弱視の友だちは協力して勉強やその他の活動を行っています。
 入学基準は
  (1)両眼の矯正視力がおおむね0.3未満の人。
  (2)高度な視機能障害があり,本校での教育が適当と思われる人。
です。
 高等学校卒業後・中学校卒業後の方も理療科に入学することができます。

Q2 点字ってどんな字なの?

字は,縦3点,横2列の6つの点の組み合わせで作られた文字です。
 数える時は「1マス、2マス・・・」という数え方をします。1マスの点字で点の位置をいうときは,左上から1の点,2の点,3の点,右上から4の点,5の点,6の点という言い方をします。 読むときには左から右に指でなぞりながら読んでいきます。書くときは,点字盤や点字タイプライターを使って,点字表記法(ひょうきほう)という点字の書き方のきまりにしたがって書いていきます。

Q3 広島中央特別支援学校のみんなは,どうやって点字を覚えているの?

点字の勉強は,最初は読み方から入ります。そして,だいたい1分間に120マスぐらい読めるようになったら書く方の勉強に入っていきます。
 まず,50音のひらがなの学習から入っていきます。そして、「っ」・「ー(のばす音)」・濁(だく)音(「が」などのにごる音)・拗(よう)音(「きゃ」などの音)の読みへと進んでいきます。みなさんがひらがなを画数の少ないものから覚えていったのと同じように,点字も組み合わせがみやすいものから覚えるようにしています。あとは,みなさんが漢字を覚えるのと同じようにくり返し学習をして覚えています。

Q4 私たちは,どうやったら点字を覚えられるの?

どんな勉強にも近道はないように,点字の勉強も同じです。ただ,書くのはわりと覚えやすく,きまりのようなものがあります。それは,基本が「あ行」でその他の行は「あ行」にある位置の点をつければよいからです。例えば,「あ行」に6の点をつければ「か行」に,また5・6の点をつければ「さ行」になり,「な行」は3の点です。

Q5 私たちがやっている勉強以外になにか別の勉強をしているの?

広島中央特別支援学校では,みなさんの小学校にはない「自立活動(じりつかつどう)」という勉強の時間があります。この時間は、一人ひとりのお友だちに必要なお勉強をする時間なので、点字を覚えることが大切な友だちには点字の勉強を、上手に見ることが必要な友だちにはそのための勉強を,体を動かすことが大切な友だちには運動の時間に,というようにさまざまです。

Q6 広島中央特別支援学校のみんなはどんな遊びをしているの?

大休けいの時間では,児童会を中心にして,幼稚部と小学部全員でみんなで遊んでいます。
 「おにごっこ」や「転がしドッヂボール」など,また冬には「つな引き」や「おしくらまんじゅう」もしています。盲学校ならではの遊びというより一般の遊びをどのようにしたら目の見えない(見えにくい)友だちでも遊べるようになるかということを考えて遊んでいるようです。例えば,「おにごっこ」のおにには鈴(すず)をつけたり,「転がしドッヂ」では音のでるボールを使ったりなど工夫をしています。
 また,言葉や声を使ったあまり場所を動かなくてもよい遊びもしています。例えば,「おじぞうさんとおしょうさん(『だるまさんがころんだ』と同じで,始めの音が同じなのでけっこう間違えやすく,おもしろいのです)」,「ねことねずみ(最初の音を何度かくり返して言った後,ねこかねずみを言う。例えば,『ね,ね,ね,・・・ね,ねこ』とか。ねことねずみのそれぞれの言葉に対応した動作は始めに決めておきます)」など。みなさんもやってみてはどうですか。

Q7 広島中央特別支援学校も運動会はあるの?どんなことしているの?

あります。体育祭(たいいくさい)を6月に行います。この体育祭は幼稚部(ようちぶ)・小学部・中学部・高等部(こうとうぶ)一緒に行います。演技(えんぎ)の内容は「かけっこ(中高等部はときょう走)」,「団体演技」,「リレー」などで,ほとんど小学校と変わらないのではないでしょうか。ただ「かけっこ」のなかみはちょっと違います。全盲の友だちの場合,太鼓や音声スピーカーを使った音源(おんげん)走(離れた所にある音をたよりに走っていくかけっこ)です。弱視の友だちは,みなさんと同じように走ります。ただ,お互いに体と体がぶつからないように走るコースは決まっています。また「リレー」は,弱視の友だちはみなさんと同じ方法で,全盲の友だちは「円周リレー」といって,中心にくいを打ち,そこにワイヤーをむすんでちょうどコンパスのように,ワイヤーを引っ張りながら走るリレーです。ではバトンわたしはどうするのかと思いますね。バトンはありませんが,その代わりに,前走者が走り終わる位置に,ワイヤーに当たるとベルがなる特別な装置(そうち)があり,その音を聞いたら次の走者がスタートするといった方式になっています。これで,ぶつかることはありません。

Q8 広島中央特別支援学校には、その他どんな行事があるの?

体育祭の他にも,「文化祭」,「遠足」,「林間学校」,「お話会」,「クリスマス会」,「雪上体験」や「学習発表会」などいろいろな行事があり,みんな楽しく参加しています。もちろん,高学年では「修学旅行」もあります。

Q9 先生はどのようにしてお勉強を教えているの?

全盲や弱視の友だちが一緒に学習をするので,先生たちはそれぞれの授業でふつうの教科書と点字の教科書の二つを用意して授業をしています。同じ内容,文章でもそれぞれページ数が違っているので大変です。使う資料(しりょう)などは,弱視の友だちには見えやすいように拡大したり,はっきりと見えるように書きかえたりしています。また全盲の友だちには立体コピーなどのさわる教材を作ってわたしています。弱視の友だちのために,黒板の字は大きめにはっきり書き,見えやすいように気をつけています。また全盲の友だちには,書いた内容や絵や写真などを言葉で伝えたり,説明したり授業をしています。

Q10 広島中央特別支援学校のみんなは宿題はあるの?

あります。  先生は,みなさんが使っている漢字ドリルや計算ドリルその他プリント類を,弱視の友だちには大きくコピーしてわたしています。また全盲の友だちには先生がすべて点字に書き直して,もし,図があればそれも立体コピーをした教材を作ってわたしています。みんながんばってやってきますよ。

Q11 点字の教科書は毎日学校の持ってきては,また持って帰るの?

点字の教科書は一冊の厚さが5~6cmありますから,宿題がある教科だけ持ち帰ったり,学校の自分の整理ばこにおいていたりしています。また,毎日一日の授業分持ち運んでいる友だちもいますが,かばんはいつも遠足のようなリュックを使っています。

Q12 雪道で点字ブロックがうまってしまったら,どうやって歩くの?

雪の量によってちがいますが,うっすらつもる程度なら周りの音の反響(はんきょう)などで障害物を予測したり,道路の傾き具合でそこの場所が道路のだいたいどのあたりなのか予測しながら歩くことができます。でも,10cm以上つもってしまうと,一人では歩けません。他の人と一緒に歩くとか,タクシーに乗ったりしています。雪の多い県の特別支援学校に聞いてみてはいかがでしょうか?リンク集に他の特別支援学校のホームページをのせています。

Q13 盲導犬(もうどうけん)ってどんな犬?

盲導犬とは目の不自由な人の「目」の代わりをしながらともに歩く「犬」のことです。ちょっと難しい話ですが,道路交通法という法律には,「国家公安(こうあん)委員会により認定(にんてい=みとめられること)された施設において一定期間訓練をうけた犬が,視覚障害者とともにハーネスをつけて使用している犬」としるされています。  盲導犬は,視覚障害者の道案内のすべてをしているようにみられますが,じつは盲導犬のしごとは(曲がりかど・道路の段差・障害物)を知らせることが仕事です。目的地への道順あるいは状況(じょうきょう)の判断などは使用者である視覚障害者本人が行い,命令しているのです。ですから,もし盲導犬をつれて歩いている視覚障害者の方がいたなら,盲導犬がかわいいかもしれませんが,ご主人のことばをいっしょうけんめい聞きながら,そして注意して歩いているので,そっと見守っていてあげてくださいね。